3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


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愛は風まかせ 


 

愛は風まかせ

 愛は風まかせ 歌手:五十嵐浩晃 作詞:ちあき哲也

 歌詞はこちらで。

 五十嵐浩晃のデビュー曲。1980年5月にリリース。スプライトのCMソングでした。

 ボサノヴァのリズムと透明感のある女性コーラス(ラジ)が洗練された都会的な演出をしています。作曲は五十嵐本人で、哀愁のあるメロディーは女優の大原麗子さんをイメージしたものだと、何かで読んだ記憶があります。


 「風まかせの愛 ほんのひと吹きすれば 他の愛しさへ いつもは飛びたてる」

 男はプレイボーイを気取っていたのか、はたまた愛に対してトラウマがあるのか、愛というものはあちこちに振りまけるものであると言い切っています。きっと、一人に束縛される事なく、恋愛をゲームとして楽しんでいたのかもしれません。


 でも、そんな男の前にひとりの女性が現れます。

 「すれ違ったのは誰でも良かったはずなのに」

 「何故 かすかな仕草まで やきついてるのか」

 ふとした出会いをした彼女。これまでの男にとって女性は行きずりの恋(ワンナイトラブ)の対象でしかなかった。だけど、ちょっとした仕草まで心に焼きついて離れない。

 きっと、男の予想こ覆すような彼女の言動に戸惑い、かつ新鮮さを感じたのかもしれません。

 「これまで自分が出会ってきた女とはどこかが違う・・・」

 そう感じた男は、その晩は彼女に対して何もできないまま別れたのでしょう(予想)


 一夜あけた日の午後、男はラムを飲みながらミステリー小説を読んで、ゆったりした時間を過ごしています。でも、彼女の事が次々を頭の中を巡り、読書どころではないのです。

 「あのときめくものが ある日心に甦るんだ」

 「むきに笑ってみたくなるような照れくささもあるさ」

 あのときめいた感情はなんだったんだろう?もしかして、昔忘れていたものが甦ってきたのか?そう思いながらも男は自身の思考に妙な照れくささを感じます。

 そして、ラムを空にした後、あの出逢いは自分にとって「ひとつ粒の砂のような」ありふれいたものだったのだと言いきかせます。ときめいた事を恥じるように・・・。



 果たして、男のときめきの正体は「愛」だったのでしょうか?

 ひとりの女性を愛する事を否定してきた男を、ここまで動揺させた愛は正に「風まかせ」なのです。



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category: 80年代前半

thread: 歌詞 - janre: 音楽

tag: 愛は風まかせ  五十嵐浩晃  ちあき哲也  ラム  ミステリー  午後  ときめき 
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