3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


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ポケベルが鳴らなくて 


 

 ポケベルが鳴らなくて 歌手:国武万里 作詞:秋元康

 歌詞はこちらで。

 1993年7月リリース、国武万里2枚目のシングル。日本テレビ系の同名ドラマの主題歌。

 妻子持ちの中年男性(緒形拳)と若い女性(裕木奈江)が恋に落ち、やがて男性の家庭は破滅へ向かう「不倫」をテーマにしたドラマです。その中で重要な役割を占めるのが、彼らの連絡手段である「ポケベル」。90年代初頭で携帯はまだまだ普及しておらず、ポケベルこそが当時の若者のマストアイテムだったのです。

ポケベルが鳴らなくて

 歌詞は主人公の女性の気持ちそのもので、大きな捻りも無く、淡々と切ない気持ちを綴っています。

 黄昏の街を 急ぐ人の群れ 愛が待つ場所へ 誰も帰るのね

 そんな風景を カフェの窓際で 1人見ていたら 悲しくなった


 曲の冒頭から「不倫」という十字架の重さを突きつけるような歌詞です。

 街を行き交う人たち。彼ら(彼女ら)にはそれぞれ帰る場所、待っている幸せがあるのに、それに比べて自分のやっている事は何なのだろう。

 このような気持ちで自分自身を責める彼女。重い十字架を背負ったまま、それでも彼女は気持ちを抑えれれない描写も出てきます。

 それでもいい それでもいい 逢いたい

 現実より 愛してる

 この2つのフレーズが彼女の本音なのです。

 悪い事をしている自覚もある。友達からはやめなさいと叱られる。「それでもいい」を繰り返すところに、彼女の本心の強さが表れています。

 そして彼女にとっての「現実」はそれぞれのコーラスのサビにあります。

 私の方から 電話できない

 あなたの一部が 私のすべて


 お互いに50:50(フィフティーフィフティー)ではない関係性。制約が多い環境。これらが彼女にとっての現実ですね。

 一般的に不倫関係で想像出来る障害をズラリと並べているのに、生々しさよりも切なさのほうが感じられるのは何故なのでしょう。

 ズバリ裕木奈江の存在感だと思います。歌っているのは国武万里ですが、何故か裕木奈江が歌っているという錯覚すら起きます。

 色々あって芸能界から干されたという噂も聞きます。

 当時、女性が嫌う女性の代名詞のような扱いでネガティブキャンペーンもありました。その原因が彼女自身の仕事に対する姿勢云々という噂もありますが、ドラマの中での「女性の癇に障るような演技」で総スカンをされたのも理由のひとつらしいです。

 それだけ彼女の演技力がズバ抜けていたのではないでしょうか。

 時代の波の中に消えた天才女優とポケベル。何か共通点があるようで、ノスタルジックな気持ちになってしまいます。
 
 ちなみにこの曲を現代版にリメイクしたなら「既読にならなくて」かも(笑)



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tag: ポケベルが鳴らなくて  国武万里  秋元康  ポケベル  不倫  裕木奈江  緒形拳 
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