3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


どうぞこのまま 


 

 どうぞこのまま 歌手:丸山圭子 作詞:丸山圭子

 歌詞はこちらで。

 1976年7月リリース、丸山圭子3枚目のシングル。翌年にかけてロングヒットし、彼女の代表曲になっています。

 ボサノバ調のおしゃれな曲ですよね。40年近く経っても色褪せず、聴くたびに胸を切なくさせるメロディです。

どうぞこのまま

 恋人と過ごす時間、それが永遠に続いて欲しいと願う女性の気持ちを描いた歌詞だと解釈できます。

 キーワードは曇ガラスの向こうの「」。各コーラスのサビの部分で男女の恋をいつかは降り止むだろうに例えています。

 くもりガラスを伝わる のしずくのように ただひとすじに ただひたむきに

 くもりガラスをたたく の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞやまないで


 このフレーズから、二人の間に会話もなく、部屋に響くのは窓を叩くの音だけ。それをじっと見つめる女性の姿が想像できます。

 きっと重苦しい空気が流れているのではないでしょうか。


 二人は一体どのような関係性なのでしょう。それを推察できるフレーズが各コーラスのAメロです。

 この確かな時間だけが 今の二人に与えられた 唯一の証しなのです

 二人で過ごす時間だけが唯一の証であり、そこから離れてしまうと、消えてしまう(消さざるを得ない)関係。不倫を思わせます。


 それはばかげたあこがれか 気まぐれな恋だとしても はきっと降り続く

 片方が無理だと承知で既婚者に憧れ、もう片方は気まぐれでそれに応えたのでしょう。そうして始まった恋なのにいつしか深みにはまってしまったのです。(ここでも恋を雨に例えていますね)


 二人にずっと付きまとう別れの影。3コーラス目でそれをもう一つのキーワード「冷めたコーヒー」に例えています。

 一般的に冷めたコーヒーは不味いものですね。(それが好きという変わった人も時々いますが 笑)

 しかし!コーヒー通の人に言わせると本当に美味しいコーヒーは冷めても美味しいのだそうです。不味いコーヒーは熱い時も不味く、熱さにごまかされて、その不味さに気付かなかっただけだと。

 この説だと、不倫の恋も二人の熱量がある時は、辛さ・悲しさはごまかされ、別れになった途端に襲ってくるというのが当てはまってきますね。

 雨と冷めたコーヒーという日常のアイテムが、ストーリーに深みを加えてくれています。


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