3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


歌うたいのバラッド 


 


 歌うたいのバラッド 歌手:斉藤和義 作詞:斉藤和義

 歌詞はこちらで。

 1997年11月リリース、斉藤和義15枚目のシングル。桜井和寿・奥田民生・鈴木雅之等多くのミュージシャンにカバーされている名曲です。

 タイトルからわかるように、歌を生業としている人なら誰でも感じているだろう、掛け値なしのストレートな歌詞だと思います。カバーする人が多いのもうなずけます。

歌うたいのバラッド

 歌手に限らず、画家、小説家、デザイナー等、クリエィティブと呼ばれる職業の人達が仕事をする意義とは何でしょう。

 お金は絶対に外せませんが、報酬というのは結果であり、そこに至るまでのモチベーションを保つもの…人に最高のパフォーマンスを伝えたい、認められたいという事ではないでしょうか。


 唄うこととは一体何なのか?この曲は斉藤和義氏がいちシンガーと商業音楽家との狭間で、悩んで書いた歌詞のような気がするのです。

 その結果として出てきた答え。それが歌詞の冒頭のフレーズではないでしょうか。

 嗚呼 唄うことは難しいことじゃない

 それを証明するのが次に続くフレーズです。

 ただ声に身をまかせ 頭の中をからっぽにするだけ

 その胸の目隠しを そっと外せばいい


 歌は頭で考えて唄うものではない、心で感じて唄うもの。今風に言えば、左脳で考えるのではなく、右脳で感じた事を表現しなさいという事でしょう。


 私たち凡人は、人に気持ちを伝えようとする時、言葉だけに頼ってしまいます。こう言えば相手がどう感じるのか、そればかりに気を取られて、ダラダラと言葉だけが羅列される長い文章になってしまうのも度々です。このブログが典型なのですが。

 でも、いくら言葉を並べたところで、相手にはあまり伝わりません。やっつけは見抜かれるものですよね(笑)


 本当のことは歌の中にある いつもなら照れくさくて言えないことも

 複雑に考えて出てきた言葉じゃなく、感じたものが本当のこと。歌ならそれを照れずに言うことができる。それを歌で表現できるシンガーって、羨ましい職業ですよね。


 そして、曲の終わりに、ずっと言えなかった短くて素敵な言葉が登場します。愛してるです。

 人に気持ちを伝える時に必要なもの…答えはシンプルなのです。短くても気持ちがこもっていれば伝わるという事です。


 やはりこの曲は悩んだ斉藤和義氏が自分に言い聞かせる為に歌っている気がします。それに共感するシンガー達にとってもバイブル的なものじゃないでしょうか。



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