3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


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道標(しるべ)ない旅 


 

道標(しるべ)ない旅


 道標(しるべ)ない旅 歌手:永井龍雲 作詞:永井龍雲

 歌詞はこちらで。

 1979年8月、永井龍雲5枚目のシングルとしてリリース。グリコのCMとて起用され、彼自身最大のヒット曲になりました。

 2009年には綾瀬はるか主演の映画「おっぱいバレー」の挿入歌としても起用されています。


 龍雲という僧侶のように厳格に見える名前と甘い歌声とのギャップが印象的な歌手です。

 歌自体は青春の応援歌ですが、決して上から目線で「あーしろ、こーしろ」と言ったものではなく、共にがんばっていこうという印象を受けます。彼自身の少し頼りなさげに感じながらも、懸命に歌い上げる声が、そう思わせるのかもしれません。


 順風満帆に青春を過ごせる人はごく一部で、ほとんどの人が挫折を味わいます。人生経験の浅さから、自分の知らない世界と出会った時に、そのギャップで凹んでしまう事が多いですね。

 でも、そこで出会うものもまた、広い世界の一部であり、若者にはまだまだ見知らぬ世界があるのです。


 閉ざされた部屋の窓を 開けてごらんよ いつまでもそんな風に 塞いでいないで

 そこにはあの日希望に燃えて 君が見上げた 青い空が変わらずに 続いている筈だ

 1コーラス目のAメロです。「閉じこもるのをやめて、自分の殻の中から出てごらん。外は君がかつて希望に輝く目で見上げた空があるはず。」

 優しい問いかけにグッと惹きつけられます。まずは、ちょっとした勇気を出して外に出る事から始めてみようと訴えかけにも感じます。

 この曲が発表された79年当時。今のように「引きこもり」や「ニート」は社会問題になってはいませんでした。しかし、熱くなれるものが見つからない「シラケブーム」が蔓延し、行き場のないパワーを内に内に篭らせている若者が増えてきていたのは事実です。


 当てのない青春の橋の途中で 擦れ違う人の多くは 名前も知らない

 見果てぬ夢を探し求めて 出会う仲間は それだけに素晴らしいのさ 言葉はいらないさ

 2コーラス目のAメロです。外に出てみた若者。そこで出会う人々と簡単にコミュケーションをとる事は難しいかもしれません。

 「そんな環境の中にも同じ夢を追いかける仲間はきっといるよ。言葉なんて必要としない強い絆を分かち合える仲間が。世間って案外いいものだよ。」という語りかけ。


 大空を群れなす達よ 君の声を見失うなよ

 大空を飛び交う達よ 今よりはるか高く昇れよ

 1コーラス目と2コーラス目のそれぞれのサビの部分です。

 若者に例え、「大衆の中でも自分自身を見失うなよ」、「現状に満足する事なく、上を目指せよ」とアドバイスを送っています。


 青春を旅する若者よ 君が歩けば そこに必ずはできる

 サビの一番最後の一文。ここにこの歌詞の全てが繋がっています。まるで、高村光太郎の詩「程」を思わせる一文です。

 「何事もチャレンジする事が大切であり、そこに無駄は存在しない。たとえ思うような結果が出なくとも、踏み出した人間の勇気と経験は必ず歩んだとして、後々まで残る。」

 若者に対して訴えかけている歌詞ですが、その内容は世代に関係なく、全ての人へ通じるものがあると思います。


 少しつまづいて、心が折れそうな時に聴くと、励まされる曲ですね。






 

 
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category: 70年代後半

thread: 歌詞 - janre: 音楽

tag: 道標(しるべ)ない旅  永井龍雲  大空  青春    若者   
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