3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


スポンサーサイト 


 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

△top

関連コンテンツ

 

△top

僕が僕であるために 


 

僕が僕であるために

 僕が僕であるために 歌手:尾崎豊 作詞:尾崎豊

 歌詞はこちらで。

 1983年12月にリリースされた尾崎豊のファーストアルバム「十七歳の地図」のラストに収録された曲です。

 1997年にはSMAP主演の同名タイトルドラマの主題歌に起用されました。

 Mr.Childrenや中村あゆみ、馬場俊英、miwa等、幅広い年代のミュージシャンによってカバーされています。


 「10代の教祖」「若者のカリスマ」と呼ばれた尾崎には、常に社会へ立ち向かうイメージがありました。デビュー曲「15の夜」が大人への反抗の原点なら、この「僕が僕であるために」は逃れられない現実を生きる為の覚悟を歌った曲だと思います。

 反骨心も覚悟も、大人の社会へ立ち向かうために必要なものなのです。


 尾崎の歌詞には「」というキーワードがよく登場します。これは単に暮らしの拠点の「」ではなく、自分が生きる場所、自分を表現する場所としての意味合いが大きいです。

 「」を今自分が所属する「会社」や「学校」等のコミュニティーに置き換えてみてください。きっと尾崎の発したメッセージが見えてくるはずです。


 心すれちがう悲しい生き様に ため息もらしていた

 だけど この目に映る こので僕はずっと 生きてゆかなければ

 他人の中で生きていると、気持ちのすれ違いは必ずあります。でも簡単にそこから逃げるわけにはいかないのです。


 人を傷つける事に目を伏せるけど 優しさを口にすれば人は皆傷ついてゆく

 自分が生きる為に誰かを傷つけなければならない時も。そこで相手に同情心を見せると、更に傷を深くしてしまう事もあるのです。優しさを見せたつもりが、逆効果になってしまう。「僕」は正解が分からずに悩んでいるのでしょう。


 僕が僕であるために 勝ち続けきゃならない

 ずっとこのサビの部分を「倒れないように立ち続ける」だと思っていました。でも「勝ち続ける」だったのですね。そこが尾崎の覚悟なのでしょう。弱肉強食では負けたらそれで終わりなのです。


 正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで 僕はにのまれて

 少し心許しながら この冷たいに 歌い続けてる

 何が正解なのか分からないからこそ、相手の懐に飛び込んで、妥協し合いながらも(でも少しだけ)、突き詰めて行こうという覚悟に感じます。


 2コーラス目では、この街で生きる為に悲しい別れをする恋人の姿が。

 慣れあいの様に暮らしても 君を傷つけてばかりさ

 こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから

 この街で生きる覚悟を決めた「僕」。まだまだ何が正しいのか分からない段階で二人の未来さえも語ってやれない。ズルズルと馴れ合いで暮らすと「君」を傷つけてしまう。

 かなりのストイックな人間に見えがちですが、それも裏を返せばわがままなのです。「僕」はそれがわかっているから「人は皆わがままだ」と呟いています。


 尾崎がこの曲を発表した時、若干17歳(!)。そして30年経った今でも、歌詞を読みかえすと現代の若者にも大人にも響くメッセージが込められているような気がします。


 正しい事が何か分からないなら、投げ出さずに分かるまでやり続けていくしかないのです。



関連記事

category: 80年代前半

thread: 歌詞 - janre: 音楽

tag: 僕が僕であるために  尾崎豊      明日 
tb: --   cm: --

△top

関連コンテンツ

 

△top

スポンサーリンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。