3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


サヨナラ 


 

 サヨナラ 歌手:GAO 作詞:GAO

 歌詞はこちらで。

サヨナラ

 1992年4月リリース、GAOの2枚目のシングル。ドラマの主題歌にも起用されミリオンセールスを記録しました。

 ドラマの大ヒットで、それまでマイナーだった歌手が歌う主題歌もヒットするというパターンは多いですが、残念ながらこのドラマは印象が全く残っていません。それでもミリオンセラーになったのは、GAOというシンガーとこの曲の持つパワーだろうと思います。

 性別は女性ですが(笑)見た目も歌声もユニセックスなシンガーで、淡々と歌うそのハスキーボイスが歌詞の切なさをより演出しています。改めて聴くと本当にいい曲です。



 流れる季節に 君だけ足りない はぐれた心の 足跡を探す

 カバンにつめた 悲しい幸せ 遠くへ行くほど 君を思い出す

 男は恋人の元を離れ旅に出ているようです。旅に出た理由は何なのでしょうか。自分を見つめなおす為か、彼女を忘れる為か、悲しい理由であるのは間違いないようです。


 星だけが時を数えて 戻れない夜を飛び越え 逢いたい

 日が経つにつれて、頭の中は彼女の事でいっぱいになっています。


 窓辺に集めた 銀色のコイン 会うたび重ねて 約束したのさ

 忘れかけてゆく 優しいぬくもり とても悲しいね 光りをなくして

 銀色のコインは二人の情の象徴なのでしょう。コインを積み重ねるように情を重ねながら、将来の約束もしていたのでしょうか。でも、気が付けば光を失っていたのです。


 そして男は旅先の地で決意をします。

 約束もカギも手紙も 思い出の空に放そう さよなら

 自分と彼女とを繋ぐもの(約束・カギ・手紙)を全て旅の空の向こうに放り投げる男。この「さよなら」は彼女に対してではなく、自分自身の未練に言っているような気がします。

 男の手から放られたものが、空中をキラキラと光を反射させながら消えてゆく。その瞬間の男の心境が、この曲のサビからエンディングの部分だと思います。


 手のひらから伝わる 心をとかした 名前のない時間(とき)の中で 二人を抱きしめてた

 唇からこぼれる 心を満たした 名前のない時間(とき)の中で 二人を抱きしめてた


 手と手を握り伝わってきた。唇からこぼれおちたの言葉。全てが二人にとってはへと繋がる真実だったのです。

 だから、思い出の空に放ったものを見つめながら、男は本音をつぶやいてしまいます。それが繰り返しのサビの部分の合いの手「かえりたい」なんじゃないでしょうか。

 何も変わらないと誓った日々は、ずっと男の胸の中に残ったままなのです。



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tag: サヨナラ  GAO  銀色のコイン      遠くへ  かえりたい 
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