3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


窓ガラス 


 

 窓ガラス 歌手:研ナオコ 作詞:中島みゆき

 歌詞はこちらで。

窓ガラス

 1978年7月リリース、研ナオコの17枚目のシングル。作詞作曲は前作「かもめはかもめ」に続き中島みゆき。この頃の研ナオコは中島作品を歌う事が多く、「中島みゆき=恨み節」のイメージを定着させる一翼を担ったと思います。

 さらにこの曲は、テレビの音楽番組で歌う時にはまだブレイク前だったTHE ALFEEが、バックバンドとして出演していました。「研ナオコ&アルフィー」のクレジットが出ていたと記憶しています。


 中島&研作品の王道ともいえる、男と破局した女の悲しさを描いた歌です。

 キーマンとして彼の友だちが登場します。連絡を取らなくなった彼の近況を教えてくれる友だちなのですが、これがまた無神経なやつで(笑)まったく主人公に気を使う事なく、言わないでいいことまでペラペラとしゃべるのです。


 あの人の友だちが すまなそうに話す あいつから見せられた 彼女というのが

 つまらない女でと つらそうに話す 知ってると あたしは笑ってみせる

 すまなそうに話すという事は、彼から話してきて欲しいとでも頼まれたのでしょう。新しい彼女が出来た事を伝えるのは、もう寄りが戻る事はないという決別宣言ですね。

 新しい彼女を「つまらない女」と表現するのは主人公に気を使ってるつもりでしょう。でも、わざわざ言う事でも無いのです。新しい彼女がどんな女というのより、彼女が出来たという事実が問題なのですから。


 それよりも 雨雲が気にかかるふりで あたしは窓のガラスで とめる

 元彼に新しい恋人ができる→自分への気持ちは完全に無くなった→それをわざわざ伝えさせる→嫌いだという宣言。主人公はこのように解釈したのでしょう。

 相当なショックだったのです。でも、無理して笑ってみせる主人公。精一杯の強がりです。窓から外を見るフリをしてを抑えます。


 元彼からのメッセージを伝えた友だち。主人公が強がっている事に気付かずに調子に乗ってきます。とんでもなく無神経なやつです(笑)

 気を抜いて 友だちはついしゃべり過ぎる あの人が町を出る わけまでもしゃべる

 あたしとすれ違うと 不愉快になると 知らなくていいことを 教えすぎる

 言わなくていいことまでも言っちゃうんですよね。

 元彼は主人公と顔を合わせるのが不愉快だという理由で町を出るのです。たとえそれが本当だとしても、本人に伝えてしまうのはあんまりですよね。大切な事は絶対に教えたくないタイプです。

 それでも強がってを隠そうとする主人公。でも心の中はボロボロです。


 ふられても ふられても 仕方ないけれど そんなに嫌わなくて いいじゃないの


 綺麗な別れ方というのがあるかは分かりませんが、必要以上に相手を傷つける別れは罪ですよね。それにしてもこの友だちは腹が立つ(笑)



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