3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


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たどりついたらいつも雨ふり 


 

 たどりついたらいつも雨ふり 歌手:ザ・モップス 作詞:吉田拓郎

 歌詞はこちらで。

 1972年7月リリース、ザ・モップス12枚目のシングル。

 日本初のサイケデリック・ロックバンドのザ・モップスが、フォークシンガーからの楽曲提供で、言葉を大事にする部分を残してロックを作ってみた実験な曲だそうです。

 吉田拓郎の曲を起用したことで、アメリカ西海岸のピッピーの音楽にディラン風の哲学的フォーク・ロックが融合し、新しい日本のロックが生まれたと思います。

 この流れがクリエイションやSHOGUN等の70年代のジャパニーズロックに繋がったのではないでしょうか。

たどりついたらいつも雨ふり

 元々は吉田拓郎がアマチュア時代に作ったラブソングだったのですが、曲の依頼があった時にザ・モップスの男臭い(特に鈴木ヒロミツ)のイメージに合わせて詞を書き直したそうです。

 生き方に迷った男の歌という点でディランの「風に吹かれて」へのオマージュかなという気がします。(あちらの答えは風の中、こちらは雨の中)


 疲れ果てていることは 誰にもかくせはしないだろう

 ところがオイラは 何のために こんなに疲れてしまったのか


 「最近、俺って疲れてるなぁ」とため息が出る時ありますね。何か目的があって、それに打ち込んだ為の疲れならば、充実感がありますが、何故疲れているのかわからないと、なんとも虚しいものです。

 今日という日がそんなにも 大きな一日とは思わないが

 それでもやっぱり 考えてしまう


 無駄に過ごしてしまった気がする一日。大切だったは後にならないと分からないものです。そして男を襲う虚無感・・・。

 アーこのけだるさは何だ

 「暖簾に腕押し」「糠に釘」と言った思うようにならずに焦る時ってありますよね。何とかしなければいけないのに、どうにもならない気持ち。自然と発したこの言葉が曲のテーマとなっている気がします。


 焦る気持ちを抱えたままで、何とかしようともがく男。

 いつかはどこかへ落ちつこうと 心の置場を捜すだけ

 たどりついたらいつも雨ふり そんなことのくり返し


 男の中にはきっと理想の姿があるのでしょう。どっしりと地に足を付けて落ち着いた自分の姿。いつかはそうなりたいとチャレンジをくり返しても、結果がいつも思わしくないのです。ぬかるんでしっかりと地に足を置けない「雨ふり」状態なのですね。

 アーここもやっぱり どしゃぶり

 「チクショー!なんだこの繰り返しは!!」という男の叫びが聞えてきます。


 そして客観的に自分を見つめる男。

 心の中にをさして はだしで歩いてる 自分が見える

 人の言葉が右の耳から左の耳へと 通りすぎる

 それ程オイラの頭の中は カラッポになっちまってる


 どりゃぶりの中だけどをさして、足元がとられぬようはだしで歩く自分。周囲の雑音も全部スルーして、ただ歩いている自分。

 上手くいかない世の中に不平不満を並べても、何も変わらないのなら、ひたすら頭をカラッポにしてやるべき事を続けるのが正解なのかもしれませんね。

 男はそこを悟って、ただ雨の中を歩き続けているのでしょう。


 今日は何故だか おだやかで 知らん顔してる 自分が見える

 客観的に見た自分はちょっと穏やかで、スカした顔していたはずです。


 「雨を避けて同じこと繰り返すより、難しい事考えず、雨の中に答えを見つけなよ」やっぱり拓郎は生きる指針を示してくれます(笑)



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tag: たどりついたらいつも雨  ザ・モップス  吉田拓郎  鈴木ヒロミツ  けだるさ  どしゃぶり   
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