3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


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水に挿した花 


 

 水に挿した花 歌手:中森明菜 作詞:只野菜摘

 歌詞はこちらで。

 1990年11月リリース、中森明菜25枚目のシングル。日本テレビ系の2時間ドラマ「水曜グランドロマン」の主題歌に起用されました。

 最近のあまちゃんブームで80年代のアイドルが最注目されています。多くの女性アイドルの中2トップは松田聖子と中森明菜でした。楽曲のクオリティの高さもありましたが、特に中森明菜の翳がある大人びた歌唱力は当時の若者を熱狂させたのです。

 そんなアイドル全盛時代直後の1990年にこの曲は発表されています。 

水に挿した花

 明菜の歌唱力とメロディで悲しげな雰囲気は伝わってきますが、歌詞はかなり難解です(笑)

 全くの見当違いかもしれませんが、「中森明菜」というシンガーの存在と照らし合わせながら、独断で読み解いていきたいと思います。


 三日月からプラチナの光がもれる 気配にめざめた 部屋のかたすみに 揺れる天使を見た

 真夜中にふと目覚めて、部屋の片隅に天使を見つける主人公。この天使こそがタイトルにある「水に挿した花」だと思います。
 夢見心地のまま、花瓶に挿した花に天使が憑依したように感じたのではないでしょうか。


 くるぶしまで伸びているレースのすそは 翼のかわりに はかなくひらめき 甘く語りかける

 ちょっと元気なくしなだれる葉が、まるでレースのすそのように見え、更にそれが天使にあるべきはずの翼のかわりに。窓から入る風にひらめいて、主人公に語りかけてきたのです。


 さぁ 少女のころに 返してあげましょう かって愛された日を もう一度とり戻せるわ

 主人公にとって少女の頃はキラキラと輝いていた楽しいものなのでしょう。この主人公を中森明菜に置き換えるとある現実が見えてきます。

 80年代のアイドル時代の終焉、年齢的なものによる路線変更、自殺未遂等のトラブル等、中森明菜はこの頃、大きな岐路に立たされていた気がします。

 天使がかけてきた言葉「かつて愛された少女の頃」とは、彼女にとっての「かつてみんなに愛されたアイドルの頃」を暗示しているのではないでしょうか。


 そして2コーラス目で、天使の問いかけに主人公は答えます。

 ああ ごめんなさいね ついてはゆけない 形をかえた痛み ふたたび手に入れるだけ

 少女の頃に戻るのを拒んだ主人公。仮に戻れたとしても、愛されるだけはなく、違う意味でまた辛さを味わうだけだと自覚しています。

 中森明菜にとっての「アイドル時代」も同じ事なのでしょうね。


 そして主人公はふと我に返ります。目の前にいたはずの天使が花瓶に挿された花だったと気づきます。

 花瓶の花がしおれそうで 気にかかるの 孤独で 水に挿すことさえ 忘れていた

 こうしてひとり 肩を抱いて 夢をみるわ


 対話していたのはしおれそうな花でした。「少女の頃に戻してあげる」と言ったのは主人公の心の奥の声だったのかもしれません。願望が夢見心地のまま、花を天使に姿を変えて、言葉にしたのでしょう。

 でもその願望も現実的ではないと拒んだ主人公。やはり中森明菜自身の姿とダブって見えます。


 80年代にヒットチャート1位を連発していた中森明菜。この曲は彼女にとって現時点で、最後に1位を記録した作品となっています。

 その辺りの時代の遷り変わりとリンクして不思議な気がする曲です。



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tag: 水に挿した花  中森明菜  只野菜摘  三日月  天使  花瓶  孤独 
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