3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


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ワダツミの木 


 

 ワダツミの木 歌手:元ちとせ 作詞:上田現

 歌詞はこちらで。

 2002年2リリース、元ちとせのデビューシングル。島唄独特のファルセットのこぶしを効かせた歌唱法が印象的な曲です。

 元ちとせは元々は奄美民謡の歌手です。一般的に奄美と琉球の民謡を混合してしまいますが、三線を使ったスタイルでもそれぞれの音階には違いがあり、全くの別物らしいです。

ワダツミの木

 タイトルにある「ワダツミ」の「ワタ」はの古語、「ツ」は「の」、「ミ」は神霊の意。日本神話に出てくるの神の事です。

 なんとも幻想的なタイトルです。歌詞の内容も作詞者の上田現氏曰く、「ある女性が、人を好きになるあまりになってしまう」だとか。

 まるで、人間を好きになった為に泡になったアンデルセン童話の「人魚姫」を彷彿させます。


 の神と人間との禁断の恋にたとえた、許されざる者同士の恋愛という解釈もできますね。


 赤く錆びたに 小さな船をうかべましょう

 うすい透明な風は 二人を遠く遠くに流しました


 二人の駆け落ちの姿なのでしょうか。人知れずひっそりと互いの家を抜け出し、手と手を取って遠く遠くへ旅立ったのでしょう。


 どこまでもまっすぐに進んで 同じ所をぐるぐる廻って

 二人はひたすら遠くの街へ進んでいきました。だけど、頼る宛てもない為に、ただ同じ所を行ったり来たりのくり返しなのでしょう。


 もない暗闇で さまよう二人がうたう歌 よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて

 行く当てもなさまよう二人。それでも一緒にいられる事が幸せなのです。二人声を合わせて歌う歌を誰にも邪魔されたくない程に。


 そして2コーラス目では、何らかの理由でこの二人は離ればなれになったのではないかと推測します。

 彼女の元から姿を消した彼。彼女は今いる地に身を埋め、彼の帰りを待つと決意したのではないでしょうか。

 私の足がの底を捉えて砂にふれたころ

 長い髪は枝となって やがて大きなをつけました


 今の街を生きる場所だと決めた彼女。地に足を付けた暮らしはやがて実を結び始めたのです。


 ここにいるよ、あなたが迷わぬように ここにいるよ、あなたが探さぬように

 すべては去っていった彼の為なのです。きっと戻ってくる事を彼女は信じて、彼がいつでも自分を探せるようにしっかりとした「証」を示しているのでしょうね。


 は照らされて 伸び行くは水の上 よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて

 優しく揺れた水面に 映る赤いの島 よ、もし、聞こえるなら 少し、今声をひそめて


 彼の為に掲げた「証」はの音さえにも邪魔されたくないのです。


 許されざるもの達の禁断の恋。彼女にとっては人生の全てをかけた恋。諦められるものではないのですね。



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