3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


宙船(そらふね) 


 

 宙船(そらふね) 歌TOKIO 作詞:中島みゆき

 歌詞はこちらで。

 2006年8月リリース、TOKIO35枚目のシングル。ジャニーズ事務所がメンバーの長瀬智也に合う曲を探していたところ、中島みゆきのこの曲に白羽の矢が立ち実現したらしいです。

 それまでのアイドル然とした曲から脱却するような、骨太な大人の男のナンバーです。

 中島みゆきは時折、熱さ・激しさをぶつける楽曲を書きます。その代表のような曲です。後に彼女自身もセルフカバーし、さらにパワーアップさせた熱さを見せてくれています。

宙船(そらふね)

 タイトルの「宙船(そらふね)」は恐らく造語でしょう。宇宙戦艦ヤマトを思わせるようなネーミングです。

 人生という航海に乗り出す。道に外れる事なく、スムーズに海を進行するのが普通のなら、空に舞い上がる気概を持つものを「宙船(そらふね)」と表現しているのでしょう。

 空ではなく、もっと上空の宙としたところにの高さが見えます。

 歌詞の中に繰り返し登場するのは、の「宙船(そらふね)」に乗った者が忘れてはいけない基本姿勢です。

 その船を漕いでゆけ おまえので漕いでゆけ

 おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな


 自分の人生を預けた船を漕ぐのは自らの。決して人任せにするな。ましてや、上げ足を取ろうと狙っているような奴に絶対に任せてはならない!

 道を切り開くのは自分自身。成功も失敗も自分の責任なのです。


 その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか

 流されまいと逆らいながら 船は挑み 船は痛み


 必死に先へ進もうと漕いでいるうちに、自分がどこにいるのか分からなくなります。気が付けばが身も心も傷だらけになっている事も。それでもを忘れずオールを動かし続ける事が大切なのです。

 すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても

 たとえたった一人になろうとも。


 そして人生の航海中に出会う理不尽さ。

 何の試験の時間なんだ 何を裁く秤(はかり)なんだ

 何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ


 何かに試されている自分。自分をスコア化する基準の不明瞭さ。自分に近づく人間の目的は何だろうか。そして、自分自身の船を動かすモチベーション維持の難しさ等々…。


 歌唱力・表現力において中島みゆきバージョンが圧倒的なパワーを見せてくれるというのが大多数の意見ですが、私はこのTOKIOバージョンも味があっていいと思います。

 世代的にSMAPと嵐というジャニーズの2大スターにはさまれたTOKIO。彼らがジャニタレとしての立ち位置を模索している姿とオーバーラップしてしまうのです。

 なんとも勝な私の聴き方ですが(笑)



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thread: 歌詞 - janre: 音楽

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