3次元で歌詞を読む

曲の歌詞の持つ意味を自己流で深読みして解釈しています。


Marionette ~マリオネット~ 


 

 Marionetteマリオネット~ 歌手:BOφWY 作詞:氷室京介

 歌詞はこちらで。

 1987年7月リリース、BOφWY6枚目のシングル。

 BOφWYは80年代を代表するロックバンドです。洗練された8ビートのタテ乗りサウンド、斬新なビジュアル。音楽界においては「BOφWY前」「BOφWY後」という言葉がある程、日本のロックシーンに大きな歴史を刻みました。

 何よりも2人の天才が同時に在籍していた事が大きいです。ビート系のボーカリストとしては日本一の氷室京介の声と個性的な語るギターの布袋寅泰サウンドの掛け合いは今聴いても鳥肌ものです。

Marionette~マリオネット~

 この曲はBOφWYが既に解散を決めた頃にリリース。既にアルバムの連続ミリオンとバンドとして地位を確立した時期でもあり、「BOØWYの楽曲なら何でも売れるというならこれでも食らえという意識で書いた曲」と氷室氏が語ったとも言われています。

 そう思って聴いてみると、商業的に成功を収めた自分達をMarionette(操り人形)に例えて、皮肉るような言葉が並んでいます。


 冒頭のフレーズ。 もてあましてる Frustration

 全てはここに集約されている気がするのです。欲求不満をどこにぶつけていいのか分からないイライラ感。

 きっとしたり顔でアドバイスをする連中が周りにはいるのでしょう。その輩に向かって、

 You've got an easy day (あんたらが思う程簡単な事じゃねーんだよ!)

 と繰り返す主人公。


 そしていつでもそう…Complain 諦め顔の良くできた歯車の様に

 たとえComplain(不平不満)を並べても、所詮ビジネスの中では歯車のひとつに過ぎない自分達。

 You've got an easy dayなのです。


 更に悲しい自分達の現実の姿が随所に登場します。

 疑う事をいつからやめたのさ

 汚れちまって優しさもなくした Bamboozle(ごまかし)

 しぼんだままで ごまかす様に生きるのか

 馬鹿げてる奴等のいいなりさ

 イジける事にいつから馴れたのさ

 並べただけで気が滅入ってきそうになるネガティブさ。氷室氏の「これでも食らえという意識で書いた曲」というヤケクソ感が伝わってきます。


 それでもサビの部分ではしっかりと、自分を取り戻せと訴えています。

 の中のマリオネット もつれたを断ち切って の中のマリオネット 気分のままに踊りな

 の中のマリオネット あやつるを断ち切って の中のマリオネット 自分の為に踊りな

 バンドとして成功を収めた彼らは、もつれた・あやつるを断ち切って(解散して)それぞれ気ままに自分の為の踊り(ソロ活動)に入ったというのは考えすぎでしょうか。

 この曲のクオリティは「これでも食らえ」レベルにはとても感じられないのです(笑)



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category: 80年代後半

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tag: Marionette    マリオネット  BOφWY  氷室京介  布袋寅泰     
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